『 富 弘 』

いっぺい

2008年12月18日 13:53

              (石垣より)



学校にアルバムの仕事で行く
ふと校内の壁に眼をやると
「富弘」と落款の押された詩が貼ってあった


  神様がたった一度だけ

  この腕を動かして下さるとしたら

  母の肩をたたかしてもらおう


  風で揺れるぺんぺん草の

  実を見ていたら

  そんな日が本当に

  来るような気がした


いい詩だなぁとおもった


”星野富弘氏”不慮の事故により手足の自由を奪われ口にくわえた筆により画家、詩人として活躍中である。

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