ゆうえん

いっぺい

2009年01月22日 22:25

お客さんのおばあさんから、ひさしぶりに”ゆうえん”ということばを聞いた
そのことばの響きにひかれて、帰りに立ち寄ってみる




昔はよく聞いたことばである
熊本から延岡まで鉄道をつくる会社である熊延鉄道
熊本バスの前の会社のなごりである

数十年ぶりに中をのぞくと営業時間も終わっているせいか少し物寂しい
紙を貼り訂正された運賃表に目をやる
学生時代をふと思い出す
料金は昔とあまりかわらないのではないかと
昔の料金を思い出そうとするが、よく思い出せない
アルツハイマー予備軍である

浜町の繁栄の時代の証人は
私になにか語りかけそうであるが
彼もなかなかの高齢の為か
ことばがみつからず
ただ、黙って休んでいる



関連記事