2008年11月03日
”物語”
『京の上臈(きょうのじょうろう)』
(山都町牧野地区町内より車で5分)
まだ青々とした葉っぱに囲まれた京の上臈
山都町の紅葉スポットの一つです。
しかしここには名前からもわかるとり語り継がれた言い伝えも存在するのです。
その物語とは・・・

・・壇ノ浦の戦いに敗れた平家は、源氏の追手を逃れ、山都町内大臣に隠れ住んできました。この公達を慕って、京から妻や恋人がはるばる牧野までたどり着き、道端の農夫に「内大臣というところは、これからどれくらいありますか」と尋ねると、農夫は「これからまだまだ万の坂(万坂山)を越え、千の滝(千滝)、七里の橋を渡ってゆかねばなりません」と答えました。
今まで数百里の道を歩いてきたのに、これから先がそんなに遠く、さらに一門の方も滝に身を投げたという噂が伝わり、これを聞いて女性たちはもう気力を無くし、やるせない恋慕の情けから小高い丘に登ってはるか内大臣の峰々を仰ぎつつ、石に化してしまいました。・・・(山都町旬マガジン秋号参照)


石碑の後ろにひっそりとたたずむ丸みをおびた二つの白い石。
白い石群から生え出たような木々達。

毎年艶やかな紅葉を魅せたくれる『京の上臈』
その姿は物語の女性達からのメッセージのようである。
(山都町牧野地区町内より車で5分)
まだ青々とした葉っぱに囲まれた京の上臈
山都町の紅葉スポットの一つです。
しかしここには名前からもわかるとり語り継がれた言い伝えも存在するのです。
その物語とは・・・

・・壇ノ浦の戦いに敗れた平家は、源氏の追手を逃れ、山都町内大臣に隠れ住んできました。この公達を慕って、京から妻や恋人がはるばる牧野までたどり着き、道端の農夫に「内大臣というところは、これからどれくらいありますか」と尋ねると、農夫は「これからまだまだ万の坂(万坂山)を越え、千の滝(千滝)、七里の橋を渡ってゆかねばなりません」と答えました。
今まで数百里の道を歩いてきたのに、これから先がそんなに遠く、さらに一門の方も滝に身を投げたという噂が伝わり、これを聞いて女性たちはもう気力を無くし、やるせない恋慕の情けから小高い丘に登ってはるか内大臣の峰々を仰ぎつつ、石に化してしまいました。・・・(山都町旬マガジン秋号参照)


石碑の後ろにひっそりとたたずむ丸みをおびた二つの白い石。
白い石群から生え出たような木々達。

毎年艶やかな紅葉を魅せたくれる『京の上臈』
その姿は物語の女性達からのメッセージのようである。
Posted by いっぺい at 21:44│Comments(2)
│浜商景色
この記事へのコメント
今テレビを見てたのですが
これこそ”深いいはなし”です。
これこそ”深いいはなし”です。
Posted by ノリ at 2008年11月03日 22:12
ノリ様
そのとおりです!!
そのとおりです!!
Posted by いっぺい
at 2008年11月04日 11:34
